びわの葉温灸で治癒力を引き出す


今村桜子さん(福岡民商)

 東洋医学家庭療法で『びわの葉温灸』の普及に努めている今村桜子さんは、7月に開業したばかり、まだ28歳の若さです。8月におこなわれた商工フェアに参加、「出店して、80人も体験に来られ大変驚きでした。

 その後も、追加の注文がきています」と喜びの感想がのべられ、また、直接、消費者の生の声を聞くこともでき「意外な発見があった」と言います。

 桜子さんは、もともと健康問題に関心があり、『健康は有機野菜など食品を通じて』との考えを持っていましたが、食品だけでは限界を感じていました。そんな時、びわの葉温灸との出会いがあり、「食物も大切、でも自分から健康を維持するため積極的に働きかけること」の必要性を痛感し、「これだ!」と思ったそうです。

 「お灸」といえば、やいと(灸)をすえられた経験を持っている人が多いのですが、このイメージがあり、びわの葉温灸が開発された当初は、「拒絶反応が強かった」といわれます。

 桜子さんは、もともと人間には悪いところを治そうという力が働いており、その力を手助けするのが遠赤外線の力とびわの葉温灸だと確信しています。しかもこのお灸は、肩こり、膝痛、腰痛、眼精疲労、肥満、頻尿など幅広く活用されているというのが特徴です。

 何しろ開業したばかり、これからの営業については、まず60歳代の女性に基盤を置き、売上げの安定性を得たところで、若い人に自分で自分を治すということを知らせ、幅広い層に打って出たいと夢は広がります。


「さくら本舗」

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