最初に勤めた土木会社で、経理を担当、県内でもいち早くオフィスコンピュータを導入したことにより、コンピュータの魅力にはまった本田さんは、その会社で働くかたわら、パソコンと経理の勉強に力を入れました。
2年ほど前に会社を辞め、パソコンを本業にしようと、インストラクタ養成講座も受講し、1年ほど派遣会社などで働きました。
昨年の7月に「サンビジネス梶vが、経理のできるインストラクタを募集していると聞き、社員として働き始めましたが、長年の経験からこの教室の体質改善を試みて、気がついたら自分が中心となって立て直しをやっていたそうです。
その熱意をオーナーに見込まれ、今年の7月11日から、正式に虚汢ェ事務サポートとして、好条件で経営を譲られることになりました。
オーナーから「経営を任せる」と言われたときには、さすがに悩みましたが、やってみようときめたからには必死でやるしかないと、人の2倍がんばり、その背中を見せて、スタッフを引っ張ってきました。
その甲斐あって、最近のミーティングでは、スタッフの口から「本田さんがこの事務所に張り付いていてはいけない。ここは私たちが守るから、もっと仕事の幅を広げて」と言われ、本当に言いたいことも言え、お互いに支えあえるようになったことを誇らしく思ったそうです。
めまぐるしく変わっていくIT産業ですが、最近では、顧客管理システムを開発・提供し、増収につながったと喜んでもらったり、民商のパソコン教室も受け持ち、和気あいあいと楽しく開催、パソコンを身近なものとして、もっと仲良くなってほしい、心と心の触れ合える息の長いお付き合いをしていきたいと考え、常に前向きにがんばっている本田さんです。