会話が楽しめる店づくり
青山一枝さん(中間遠賀)
13年前、専業主婦から働くことになった青山一枝さん。町の広報誌で知った調理師免許を取得し、自分でお店を出すことになりました。
おでんを中心に物、お刺身など自分で作れる家庭料理の居酒屋をめざし、3年前に現在の場所に移転、心機一転がんばっています。
お店の特徴は、おでんの「卵」、何といってもすべて黄身の2つ入った双子の卵で、このアイデアは、民商の事務所で卵の話になり、双子の卵を販売している所を聞き、「これだ」と、さっそく取り入れました。
一品料理は、新鮮で珍しい野菜がある民商の会員さんから材料を仕入れているので、他とはちょっと違う物が出せます。
売上げが落ち、民商事務所に相談した頃から、民商とのつながりも深まり、今では、婦人部の会計を引き受け、婦人部の集まりなど事務所に行く度にいろんな話を聞き、みんなでアイデアを出し合って、その中から、割り箸の袋やスタンプカードなどのアイデアを実際に採用しています。
また、出入りの酒屋さんの紹介で店のオリジナル麦焼酎「寿楽」を中津の「西の誉銘醸梶vから造ってもらい、店の独自性を出すようにしています。
できるだけ着物に白い割烹着姿でお店に出ていますが、これがお客さんに大変好評で、「お母ちゃん」などと呼ばれ、親しまれています。
商売のモットーは、「ぼちぼち、こつこつ」、カラオケを置かず、会話の楽しめる店として、開店当時からの常連さんや、ご夫婦で見える方、女性が一人でも入りやすい店づくりに日々励んでいます。
居酒屋
「寿楽」
遠賀郡水巻町猪熊3-5-51
電話L 093-202-4280
午後5時から午後11時まで 毎週水曜定休日