地域に開かれた施設に
三好冨美子さん(中間遠賀)
三好冨美子さん(写真)中央を中心に民商の協力も得て、2000年12月に「NPOおかがき」を設立、01年4月に1人の利用者から出発した「ひなたぼっこ」も3年半が過ぎ、毎月の平均利用者がのべ160人を超えるまでになりました。
「ひなたぼっこ」で大事にしているのは「住み慣れた町で普通のくらしを」と、望む高齢者の方々に応えて、恵まれた自然環境を生かして、のんびり、ゆっくり、家庭的な温かい1日を「笑顔でいきいき」と、過ごせるようにしています。
月曜から金曜までの週5日間を自由に、その日の天気や気分、体調に合わせて、散策、ドライブ、買い物、歌、紙芝居などいろんな事をして過ごせるようにしています。木曜日は「絵手紙」を描いていて、昨年7月には、2ヵ所のギャラリーで「80代に輝く、まだまだ青春」という展示会もおこないました。来年の2月10〜15日に岡垣サンリーアイ(町の文化施設)で行う展示即売会のための「さげもん」作りで盛り上がっています。たくさん作って、たくさん売って、利益が出たら、嘉穂劇場にお芝居を見に行くことを目標に日々みんなでがんばっています。
こうしたいろんなとりくみを支えているのは、5人の職員と年間のべ200人を超える地元のボランティアです。地元の人が日々参加することで、情報も入ってくるし、目も行き届き、地域に密着した「ひなたぼっこ」になっています。
地域に開かれた施設を目指し、土曜日を開放、当面、さげもん作りなどでふれあいをつよめていきます。
「利用する人もお世話する人も一緒に楽しく、一丸となれることが嬉しくて、今では、仕事と言うより、生き甲斐になっています」と、三好さんは嬉しそうに話してくれました。
私も作っています。
中村ナヲさん(80歳)
私の作品です。
80歳で輝く
まだまだ青春
入り口で
庭
室内から庭を
ひなたぼっこの建物
庭
作品・さげもん
作品・さげもん
2004年春まつり
NPOおかがき
ひなたぼっこ
遠賀郡岡垣町内浦592番地
п@093−282−4270
略図